ひっそりと、、、、好き。

(2006,6,25頃の回想録)
〜タイムラグがきつい話題で恐縮〜

あんまり声を大にして言えないのですが、、
好きで好きでたまらなない花があります。
それは、、あじさいです。
以前の日記でサクラが心の底から苦手でしかたない、
いや、なかった、、という話を書きましたが、
http://blog.so-net.ne.jp/ayauchida/2006-06-08
まさにその対照的な存在です。

そのルーツはかなり幼い記憶から、、
幼稚園の課題でお花の絵を描きましょうだか作りましょう
というものの課題があったのですが、
そこで私は折り紙を無数にちぎって張り、画用紙いっぱいにあじさいを描き、
親に、、どうしてチューリップじゃないの？ひまわりじゃないの？
と、ひかれたのを覚えています。

次、、、。毎年のバレエの発表会の時。
招待した友達に花束をもらう、、っていうのがなんだかすっかり儀式化
しているのが発表会というものなんですが、
その時にもらうお花が、きまって黄色とかオレンジなんです。
もうびっくりするくらいその色。他になし。
楽屋は軽くリオのカーニバル状態。
これから、くるみ割りとか踊るんですけど、、。妖精さんなんですけど。
子供心に、どうしてあじさいとかじゃないんだろう？とか
生意気に思ったもので、世の中のもつ私のイメージというものを
痛感させられもしたのでした。

春はさくらのせいで憂鬱だけど、梅雨はあじさいのおかげで上がります。
だから、葉山とか鎌倉とか大好きなのかも。
明月院とかでむおおーーーっと群生するあじさいを見ると
本当に嬉しくなって、ダイブしたくなります。それぐらい好き。

ある日、結構大人になってからですが、こんなに好きなのは何かある、
あじさいの花言葉とか調べてみよう！！！
なんて思って、早速グーグル検作。ああーー便利。
しかし愕然、、、なんと、、
あじさいの花言葉は「移り気な心」。
ひえええ、、予想外。花言葉ってもっといいことなんじゃないの？？
愛情とか結束とか情熱とか不変の誓いとか可憐とか、、。
しかも、移り気かよ〜〜〜。
軽く拍子抜けでしたが、、まあ、、でも分からなくもない。

それからというもの、、、あじさいへの情熱はひっそりと。
まるで隠れキリシタンのように。
でも、、やっぱり好き。
いつか、あじさいの花束とかもらったら、、、どんな気持ちになるのでしょう。
何か見すかされたような、、。

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