バラのある生活。

いまさらながら、バラの美しさに心うたれる日々。

どうしたんでしょう、私ったら。

人にプレゼントをする時もapartmentに飾る時も、

あえてバラを選ぶ事はなかった。

花束＝バラって当たり前すぎない？直球すぎない？と思って。

先日の母の入院中。

お見舞いといえばお花が定番であろうに、

入院して１週間は、そんなものを持っていこうという発想もなかった。

私の視界から「色」が抹消されていたのかな。

広いとは言えない病室だし、まず、持っていっていいかもわからなかったし、

他の病室でも見かけなかったと思うし。

手術が終わって、ICUからも脱出して、一般病棟へ再び戻った時、

はじめて「お花持って行こう！」って思った。

だめって言われてもまあいい、

だめだったら先生の部屋に無理矢理置いてきちゃお〜みたいな気持ちで

表参道の花市場にて、

お店の入り口にずらずらっと陳列されている

定番のお買い得バラの花束セレクト。

ラクチンだからね、という理由。

情熱のオレンジ★

しかし、母にも、そして隣のベッドの方たちにも

予想以上にあまりにも大好評で

あまりにも皆様が日々、

「きれいだわああ」「生きてるって感じする」って

お花の美しさに感動してくださるので

なんだか、安売りのお花で申し訳ないという気持ちに.........

っていうかこんなことならもっと早く買ってくればよかったと大後悔。

入院10日目にして、私の心にも母の心にもちょっと潤いが生まれたのかな。

ご飯も食べられないし、他にすることもないし、

日々、バラ観察をしているようなものだった。

そんなこんなで、すっかりバラの美しさに洗脳され？

最近のapartmentはバラ祭り。

手前のピンクは今週のもので、小さなローズと松ぼっくりで

クリスマス仕上げにしてみました。

奥の黄色は先週で、ぱきっとしててかわいかった。

そして今は、白バラになってます。しばらく続くよ。

余談ですが、小さい頃に夢見たrose adagio!

うそっ。ひねくれガールの私は、４人の王子様から求婚されるなんてきもいっと言って

踊りたくないとのたまっったそうな。

ま、こんな大役まわってきませんけどね。

お姫様に憧れるキャラじゃなかったからなー。

しかしストーリーはともかく、やっぱり今観ると鳥肌たつよね。

イントロだけで涙ぐめる！！

ううっ。どうしたんだろ、私。大人になったのかも。