〝満月の会〟Part3 すべては手の中に。 [ワークショップ/イベント]
この日のワークショップは完全にコラボレーションしたかったので
運動とアートセラピーの交互ミックス。
中高大学時代10年間は、
親よりも長く時を過ごした親友、アートセラピスト倉石聡子氏だからイけると思った!
この日の裏テーマはプレゼントを渡す「手」だったので、
まずは私がセルフマッサージにはじまり、
手のひら、腕、肩、首、顎、耳、そして体側を開くストレッチ。20分くらい?
そして倉石氏にバトンタッチ。
まず全員仰向けになって横に寝て、頭、首、肩、胸骨,,,,,と自分の身体の
中に意識を向ける旅。ひとつひとつに身体の中からサーチライトを当てていくような感覚は、
明日の不安とか今日のおかずとかそんなこと考える余地もなく頭も空になって
ただ〝内側から見ている〟という感覚が心地いい。寝落ち寸前。
そして身体のアウトラインをかたどった人体図が配られる。
今感じている自分の身体を、クレヨンで彩るという課題。
私は激しく寒さに弱いので、身体で感じる体感温度で(サーモグラフのような)
色を塗りたくなった。手は温かく脚冷たいみたいな。
他の方のを見せていただいたら、痛みがある人はそこを黒く塗っていたり、
身体の中よりも外側を凝って描いていらしたりとまちまちでおもしろかった。
身体の感受性ってひとさまざま!
それからは私担当の動き本番。STAY TUNED的な動きをおりませぜながら
最後は鳩のポーズ、そして腹筋でまで。ってけっこうハード。
みなさんの静かなエネルギーに持ち上げられ、やってしまいました!
初めて体験なさる動きだったと思うけど、かなりPerfectでした。これまた感激。
そして最後のアートセラピー。
本日の主役である自分の〝手〟を自由にトレースして、
用意したクレヨン、ペン、色鉛筆、きらきらスパンコール、折り紙、モール、などなどで
好きなようにデコレーションするのが最終課題。
でも時間も短かったし(私のせいですが)、月も愛でなくちゃだったしで、
これは自由参加となりました。
しかーし。席を立つ人は誰もいないっ。
大人20人がモクモクと制作に取りかかったのです。
無心になって何かこういったものを制作するって何年ぶりだろう。
そしてそれを有志の方がつのって、作品をシェアする時間。
一人一人、「こんな思いで作りました〜」的は制作秘話を
披露するのですが、それがみなさんとてもすばらしいこと!!
驚きました。
正直、私はこのあとの撤収のこととかちょっと考えちゃったりしてて、
ヨガマットくるくるしなくちゃとか、気もそぞろだったので、
とにかくぱぱっと埋めちゃおう!的なひらめき作品。
制作コンセプトなどまるでございません。
あ〜〜、でもみんなのすばらしい発表を聞いていたら、なんか
言わなくちゃ〜〜と思いながら、考えた私の後づけコンセプト。
「手からのコミュニケーションって思ったので、
手のひらから外を見る、そんなイメージでまずは目を。
そして手の指にはすべて、唇がついています。
そこから発信するくるくるーとしたものやげじげじーっとしたカラフルな電波みたいなものは
きっと言語で、いろんな言語を話したいんだと思います。
多くの人と話したい。しかもその人の言葉で。
ぽっかり浮かぶ月、わさわさと飛んでいくカモメたちとでさえも。
月語、カモメ語で話したい。
あ。。。来年の目標かな?」
ううううっ。月語?カモメ語?
自分の不思議ちゃんプレイにややびびりましたが、でもこんな夜もある。
誰だってアーティストなんだなって思う。
発想は自由だから。アートは爆発だから。
帰り道、倉石氏に「理由後づけだし、無意識で作っちゃったし、だめだよね?あれ...」って聞いたら、教えてくれた。
「いいんだよ、後づけで。完全に無意識のものなんてないから。
あやが作るすべてのものに、何か意識は反映されているんだから。」
うむ。深い。。。。。。。。
遠いどこかとか、他人にその答えを求めてしまいがちだけど、
欲しい答えは、いつだって自分の手の中にあるのかも。
なのに、自分では見えなかったりするんだよ。残念なことに。
それを教えてくれたのは、一緒に動いてくれた、一緒に時間を過ごしてくれた
みなさんでした。
本当にありがとう。
てか、来年の目標.....自分でハードル上げちゃたよ。精進します。
oyasumi
2011-12-17 23:51
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