inner beauty＝outer beauty

レッスンをしていて、

クライアントさんの身体に、自分を見ることがある。

うまく言えないが、その時は自分でも気付かないけど、

あとで冷静になって反芻してみると、そうだったのかなと....。

そんな時は語調が強くなったり、声を荒げたり。

(夢中になっているという程度ですよ)

でも、あれ？私、なんであんなにテンション上がったんだろうと

あとから冷静になって振り返ってみると

多分、そこに、自分を見たからだと思う。

誤解を恐れずに言うと....ちょっとイラっとしていたりする。

もう5年くらい来てくれている。

とても美しい女性。細くて、繊細で。

すごいなと思うのは、ものすごく素直なこと。

美容師さんから、新婚旅行の場所まで、私のアドバイス通りだw

多くの人が、痩せたいとか姿勢をよくしたいとか等のアドバイスを求めてくるけど、

実行するのはその２割。

だから目標なんてなかなか達成できないよとお腹の中でいつも思うのだが

彼女はその２割だから、すごい。

だからだから、彼女は私にとっても特別だ。

今日はいつもと違う動きが多かったために、

彼女も緊張気味。

いつもと違うことを伝えたいと私はテンション上がり気味w

よって、彼女はよけいオドオドと自信ない様子。

レッスンもラスト、まとめの段階に入り、フィニッシュのポーズ！となったところで

彼女は髪の毛を触る。ばっさばさになってしまったので、束ねなくちゃって思ったんだと思う。

「だだだだめじゃん。なんでここで髪の毛触るのー！！！はいもう１回！！！！！」

鬼コーチの私は、ちょっとイラっとしながらだめだし。

最後、彼女も気合と集中力をふりしぼって最後の動きをして

フィニッシュは髪の毛ばっさばさ。そのまま。

でも、その彼女の姿を見て、いつもの清楚な彼女とはまた様子が違うけどw

でも、はっとしたんだよねえ。

すごく美しいと思った。

diginity!ってヤツですか？　威厳を持って動くというか、braveというか

よく外人の先生はそうアドバイスしてくるが

正直、何のこっちゃと思っていた。

しかし、今日、ちょっとそのfeelingが分かった気がした。

自信を持っている〈動き〉、堂々としている〈動き〉、それは

周囲の人を息を飲ませる美しさがある。

動きを女性に置き換えても同じ。

おどおどして欲しくないと思う。

依存してほしくないと思う。

おどおどしたくないと思う。

依存したくないと思う。

クライアントさんは私の鏡です。

３か月前から無目的にはじめたtumbler

ただ自分のinspration sourceになればいいなと思って。

でも、気付いたら、威厳のある、自信のある女性で溢れかえっていた。

私の求める究極の理想の美しさなんだろうな。