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Granny's Voice [日常のこと]

「私ね、あなたのところに行こうと思ったのだけどね.........」

先日、友人とカフェでお茶をしていたら、
携帯電話が鳴った。
呼び出し音が鳴ることが珍しい昨今だが、いきなりの↑このはじまり。
友達、いや若い女性と言うよりは、声や話し方から言ってかなりの年配の女性。
間違い電話かしら?どちらにおかけですか?と訪ねると、私だとおっしゃる。

もしかして、私、予約をぶっちぎった????!!!と、半ば卒倒しながら
事情を究明すべく、その女性にもろもろ質問。
数分かかったものの、なんとなくことの真相がつかめた。
どうやら、母の友人だったらしい。
なんだっ。
っていうか、ちゃんと伝えておいてよねーと、半ば、母に腹をたてながらも、
まあとにかく約束もしてないし、予約もぶっちぎっていないからひとまず安心した。

彼女はこう続けた。
「あなたのところに行こうと思ったのだけれどね、でもね、私、80歳を超えたおばあちゃんだし
とてもそんなところに行けないわ。と、思って連絡しました。」
と、いう話。
ほほう.....来れないという理由を。わざわざ......
(紹介されたことすら知らない私にw)
自分でもなんとコメントしていかわらず、頭の整理もつかず、
「そんなことないっすよー。気が向いたらいつでも来て下さいね!」
と、若ぶって無難なこと言って、電話を切った。

そしてその日の夜の帰り道、ふと、この一件を思い出して、悲しくなった。
胸骨のあたりがぐっとしめつけられて、食道がきゅるっと狭くなった。

何のために私は運動なんてしているんだろうと。
運動は、運動できる人(健康な人、元気な人、若い人)のものだけなのか?
という疑問を持って、サンフランシスコにリストラティブヨガを学びにいったのが3年前。
母の闘病がきっかけだったけど、
結局、母にも動く楽しさ?生きる喜び?をいまだ伝えられず、
そして、この女性にも、自分がおばあさんだからできない...と言わせてしまった。
(細かい事情はまったくわかりませんが)


もし、夢というものがこの疑問とか、動機のことだったら、
私は、何も叶えていない。

先週のインタビューで、あなたの夢は何ですか?と聞かれた。
でも、こんな夢、求められてないから言わない。
いや、夢を叶えてないことを求められてないから、言わない。


IMG_3406.JPG
ハワイのマウイ島にある、
Gramdma's Maui Coffeeの顧客用マグカップ。
キープボトルではなく、キープマグ(名前入り!)をして、みんな朝ご飯を食べにくる。
マウイで一番おいしいパンケーキが食べられるのがここ!と私は思っております。


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