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夏至の夜のメディテーション。 [瞑想]

今日は夏至。
この日にやろうと思っていたことがあった。
そして、この日に何かが変わることを期待していた。

が........
待てなかった。
それが私だ。
待つことが私にとっての人生最大の苦行。
ショートケーキだって、必ずイチゴから食べる一人っ子。
案の定フライングして.....いまに至る。

今日のメディテーションは少しdeepなところに、やっと一歩踏み込めた気がした。
いつものように目を閉じて座っていると(いちおう瞑想しているつもり)、
バタン! バタン! と戸を閉める音が。
(どうして瞑想しているってわかってるのにそんなドアの閉め方をするのだろう?)
私は心の中で怒っていた。
そして数分後に、今度はお線香の白檀のような甘い香りが漂ってきた。
(うわあ。いいね。ナイスだね。気持ちが落ち着いてよりリラックスできる気がする!)
私は家で、お香を焚きながら瞑想の練習をしていたので、
すんなり、その香を受け入れて、むしろ心地いい気持ちになった。機嫌がよくなった。
この時のテーマは、自分の感情を観察するというものだったらので、
あ...怒ったな.....あ.....機嫌よくなったな....と自分を観察した。

音も匂いも、ざっくりくくれば同じ、外からの刺激だ。
音は耳に入り聴覚へ、匂いは鼻に入り嗅覚へ。
ちなみにこの動作をした人は同じ人だ。
だから人の好き嫌いではない。
《自分が好きな感覚》と《そうでない感覚で》こんなにも自分の心の反応が変わるなんて!
と驚いた。発見だった。
心の反応が変わるということは、カラダへの反応だって変わるはず。
ちなみに聴覚も嗅覚も耳や鼻に蓋をしないと防げない。
勝手にカラダに入ってくるものだ。
そんな自分でコントロールできないものに過敏に反応していたら.....疲れる!!!!
ヘキヘキする!!!!
と、反応しすぎている自分を知る。
そして、(家の練習でも)香で集中できていると思っていたが、それはたんに嗅覚に溺れてる?耽溺?
ふと、新たな悩みも生まれてしまって、先生に相談したら、
まあ、いまは匂いくらいいいでしょう、とにかく経験を積むこと、
座ることが大事だから、そんなに最初から高みを目指していかなくてもいいでしょうとのこと。
ほら....    また私は、先のものを欲張って捕まえようとしているw
待てないこと、反応しやすいこと、先を知りたがること......
どれも悩みの根本は同じことな気がしてきた。

本当はviapassana瞑想だってmaindfulness瞑想だって、知りたい、本を読んじゃいたい。
知識を詰め込みたい。知りたいのっ。
でもそれじゃあ、私は根本から変わらないのかなと思ったので、我慢している。
毎週、こうやって、経験を積むことで、たった一つのこと知ればいい。
と思っているわりに、いっぱいいろんなことのヒントになるから、楽しい。



私は誰なのだろうと思った。
いや、私って何なんだろうと思った。
っていうか、私なんてあるのかな?
エゴラッピンって最高にいい名前だと思う。
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