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ボディチューニングからボディ&センスチューニングへ [ボディチューニング]

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ボディチューニングという本を講談社から出してから、約3年がたちました。
当時のあの本のサブタイトルは?脳より身体を磨く人が成功する?
そうでした。たしか、あの当時は「脳」がトレンドでしたよね。
少し懐かしささえ感じてしまう......


あれからコツコツとまた、南青山の小さなアパートにて
パーソナルトレーニングやグループレッスンにて、
クライアントさんたちの身体と対話させていただきながら、
日々ボディチューニングしていくうちに、
私自身のメソッドも進化していきました。
その進化を、上のサブタイトル風味にいうならば?身体と感覚、2つを磨く人が芯から変化する?でしょうか?
その名はボディ&センスチューニング。でも面倒だから略してボディチューニング
感覚(とくに触覚/体性感覚)を伴って動くことなくして、
身体を芯から変えることはできないと痛感しました。
多少、痩せたりはできたりしても、限界があるような気がします。


身体を芯、コアの部分から変化させるためには(リバウンドなどで苦しまないためには)
感覚を味わって、伴って、正しく動くことがマストです。
それがボディチューニングです。


ボディチューニングを理解するために、逆の身体の状況を思い若べてみるとわかりやすいかもしれません。
調子っぱずれ(out of tuing)の身体とは?
[バッド(下向き矢印)]固定的になること
[バッド(下向き矢印)]調和をくずすこと
[バッド(下向き矢印)]絶対的になること
[バッド(下向き矢印)]つながりを見失うこと


では、調子のいい(tuning inされた)身体とは?
[グッド(上向き矢印)]フレキブルで流動性かつ柔軟性をもつこと
[グッド(上向き矢印)]調和が取れること
[グッド(上向き矢印)]相対的になること
[グッド(上向き矢印)]つながること

ちなみに絶対的とは、ほかとは比べものにならないほど突出すること。唯一無二。
相対的とは他との関係において成り立つさま。

身体も自然もすべてはHolisticなんですね。
肉体も精神も心理も、すべての面を全体としてとらえて、
周囲のつながり自分らしくのびのびと動いていく.....のが理想だなと感じます。
それがボディチューニング。

たとえば、その具体例となりますが、こちらは男性版ストーリー
今年に入って10日短期間集中コースというのをはじめました。
私のトレーニングをすでに、2年以上は受けてくださっていましたが、この10日間で劇的な変化がありました。
それは何か.....という話。
ぜひぜひご一読いただきたいですが、要約してしまうと「感覚」をともなって動けたから。
Kさんは今までのトレーニングもありますし、
フィジカル面のボディチューニングはすでにできていました。
そのさらなる一歩、感覚をともなったボディ&センス(感覚)チューニングができたとに、
カラダのもっと奥深くから、そして自身の身体感覚からカラダが変わり始めました。
内側の変化が目に見えるように現れたことも嬉しかったです。
筋肉のつく位置も変わりましたし、多少、暴食があったとしても
体重の変動などはあまりなくなったのも事実です。

それはなぜか?

ものすごく掘り下げていくと少し難しい話になります。
Kさんは以下ふたつの動物脳にアクセスできたんだと、私は思っています。


★爬虫類脳(脳幹)→本能を担当   

★哺乳類脳(大脳辺縁系)→感情を担当

★人間脳(大脳新皮質)→理性を担当

これは脳の働きをかなり簡単に書いたものです。
「カラダの感覚」をともなって動くことは、当然、哺乳類脳と爬虫類脳、いわゆる動物脳を働かせることになります。
Kさんは、男性ですし、お仕事もコンサルティングという常に理性を働かせて、とてもスマートで
未来に意識を向けていくお仕事だと思うので.......理性を司る言葉を使うことに慣れている。
それはすなわち人間脳ですよね。


そして、交渉ごとは相手に通じる言葉で行われます。
私たちは日本語を話しますが、交渉相手がスペイン語を話せばスペイン語で交渉します。
同じように、カラダ・本能を呼び覚ますためにカラダを動かしているのであれば、
動物脳が使っている言葉でアクセスするのが有効ですよね。
それは、カラダの感覚を表す言葉です。


「う〜ん、今日はなんだか足が重くてだるい感じがしますね」
「みぞおちの奥、横隔膜のあたりかな、そこが少しひっぱられるような感じ」
「昨日ショックなことがあったから、それからずっと呼吸していることを忘れているかもしれない」


などなどなど。
現実における、カラダの改善とは、頭のなかで作る理想や思い込み、信念とは別物です。
常に刻々と変わっていく体調を感じ取り、現実を直視し、そして受け入れて、
その時その時にカラダにいちばん必要なことをチョイスしていく。
それがボディチューニングなんですね。


もとい、ボディチューニングの具体的な内容については、随時書いていきますね。
ちなみに、グループレッスンでも気軽に体験できます。
火曜日19時半から、土日の11時からクラスがありますので、
スタジオ(as・i・am/apartment)のホームページをのぞいてみてくださいね。




秋も少しずつ深まってきました.....
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心を動かす「色」ばかりが目に飛び込んでくる、感じる秋に。












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