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二日目。〜魔法のスペシャルシート〜 [からだ(spirits)]

午前中は一通り動いた。
今回の目的のムーブメントをアクションに昇華させるために、
大きなヒント、1つをフォローしてもらいながら。

そして午後.......
いつものレッスンを見せてもらおう!ということで、teachingを
お互いにやり合いっこすることで、実現してもらった。約15分の模擬クラスを二人に対してやってもらった。
ランチタイムは楽しく、きゃっきゃっと過ごしたたのに「午後はこれやるよ〜」と言ったら、
みんなの顔がさっと変わって、緊張感みなぎって驚いた。
「えっ?どしたの?楽しいじゃーん」と和ませようとしたら
「あやさんはね....」とぴしゃりとまゆみちゃんに突っ込まれた。さすがだ。
実験的にやってみよー、何か見えるかもね!的に軽い気持ちで考えていたので、
こんなにみなさんを追い込んで、
そしてそのあと私は何かすばらしいコメントをしたりできるのかどうか、
責任を感じて急に不安になった。(今更)
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レッスンする人、受ける人、そして観客、この3役をそれぞれ体験してもらった。
私はラッキーなことにスペシャル観客席で拝見させていただいた。
これが素晴らしかった。
想像を絶した。
すべてが見えるのだ、今も見えるけど、ちょっと未来も見えるのだw
というのも、そもそも人様のレッスンを見て、しかもたった10分で
teachingに対しての何かアドバイスってできるのだろうかという不安もあったのだが(今更)
まさにここは魔法のスペシャルシートだった。
渦中の人(舞台上の人)たちとは
まったく違う視点、もっとひいた客観的な目線で見るので、
内容だけでなく関係性、雰囲気、空間、質感、流れる時間とか方向性、音、快とか不快とかの感じ...
うまく言えないけど、そんなことが見えるのだ。
10分で十分だった。

ふと思ったのだが、私も、自分自身のクラスを、このスペシャルシートの客観性をもって見えたら、
最強だなと思った。これは密かな私の課題w


何を教えてもよかった。相手(クライアント)はトレーナーではあるけれども、
でも、なぜその動きをそのクライアントのために抽出したのか説明できることと、
ムービングを伝えてあとは、アクションのディレクションをすることが課題だった。
どれだけクライアントが体から発している情報を読み取って、
それに呼応して自分が、次の手を考える。
コミュニケーション以外の何ものでもないんだなと、あらためて実感する。

はじめは緊張感からか、ちょっとおどおどしている感じもあったけど
回数を重ねるごとに、次から次へと、みんなの課題がステップアップしていくのがおもしろかった。
それはトレーナー、という経験者ならではだと思う。
みな、このスペシャルシートで他人のレッスンを見て学習していた。
そして、自分のレッスンの時にはそれをクリアしてくるから目が離せない。
レッスンは途切れ、メンバーでさえ変わるけれども、それはひとつ御芝居のシリーズのようにも思えた。
チームワーク抜群になっていた。

最後の最後のレッスンは..........  もう、見立て(診断)からレッスンの組み立てまで頭の中で構成されていた。
だから内容に関しては突っ込む余地はもうなく、
「何を伝えたいの?」と聞くと「Calm Down落ち着かせていきたい」とのこと。
なるほどそれは、内容だけじゃなくて、あなたの声のトーン、話す早さ、触る圧、部屋の暗さ、
そういうものから発していかないとだめだよね.....という表現の仕方のレベルにでもなって、
内心驚いた。ここまでこれたら.....完璧だろう。



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__ 4.JPG__.JPG
そう....触るtouchingの前に観察obserbation.
いきなりベタベタ触るなんて人の領域にづかづか入っていくようなもの。
そんなに無礼なことはない。
相手が発してる情報は、言葉だけでなく、体、服装、声、雰囲気、香り...すべてから発されている。
前情報に頼らず、今、そこの目の前にいる人だけに意識をフォーカスして。
見るobserbatonことから始ると思う。
それはきっと恋愛も、運動も。










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