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私って日本人だなああ。と思う。 [ジャイロ]

(2006,7,7の回想録)

念願のお休み!!!一日ありました。
あることを期待していなかったので、ぜんぜん遊ぶ気がなかったので
どこにいっていいやら、何していやら。
昔からの習性かいつもはかなり旅のデータは叩き込んでいくのにまったく空。
あわててガイドブックやら昔のフィガロをひっくり返して
きまりました。レッツゴー Fitzroy.

小さいアーティスティックな店とかカフェが並ぶ
芸術家たちが好んで住む町なんだそう。
よしよし、、おもしろそう。

電車乗ったり、結構歩いたりしてがんばっていきました。
思いっきり地図広げながら。
町はこんな感じ。
たしかに、店は小さいんだけど、一つ一つの道が広いし長いんだよねえ。
ロンドンとは違う、スケールの大きさを感じます。やっぱおおづくり。
しかし、思ったよりも、ぐっとローカルな感じでした。
まず、そういうえばメルボルンでは白人系の人ばかりにしか会ってなかったけど
ここは、黒人系、アラブ系の人もいる。
たしかに、団地風高層住宅も増えたりして、意味もなく道ばたに座っている
人たちも増えたりして、、あ、、外国、、って感じする。
でも、、なんだか落ち着く。

道は広いし、おのぼりさんばりに地図見ながら歩くの大変だし、、ってことで
ブランチがてらカフェに入りました。
寒かったけど、いちおうストーブも完備だったし、外の席へ。
隣のテーブルには白人のお姉さん。
超ベリーショートで、真っ黒な髪、小さい顔の半分は覆ってしまいそうなくらい
でかい、ゴーグルタイプ、あのマトリックス系のサングラス、
革ジャンに黒のパンツ黒のブーツ。
きっと近くのブティックのお姉さんなのねえ、、って感じのクールな子。
ものすごい勢いで読書中。サングラスとればいいのい。
白人のこういう子って何系なんだろう、、ゴス系?マヌカン系?
なんてぼーっとしながら考えていたら、、いきなりその子が
くるっって振り返って「観光??」とか聞いてくる。
やば、、地図全開。ちょっとはずかしい。
照れててもしょうがないので素直に答え、ちょっと会話でもしてみるかと、、。
この辺はどんなエリアなのかとか、美術館でピカソ展やってるからみたほうがいいとか
一通りそんな話。
で、私も間をもたすためにというか、まあ会話の流れで軽い気持で質問。
若者の間では何がはやってるの??とか他愛のないことを聞いたつもりが
大変。ん〜〜〜〜〜といったっきり、彼女は悩むこと5分。
オーストラリアは音楽でも何でもオウンカルチャーがない。
人種もまちまち。ヨーロッパ移住系も多い。
私だってスコットラドとドイツ人のハーフ。
だから、これ〜〜って明確なことが言えないし、それよりも何よりも
それってすっごく個人的な問題じゃない??と、、。

ごめん、、たらこキューピーがはやってるとか、そんなくだらないことを
キャッチできたらと思ったのですが、とんでもない展開に。
そうだよなあ、愚問だよなあと思った。
ギャル系、エビちゃん系、ちょい悪系、、。私たちはグルーピングが好きだ。
好きだし、どこかに所属することに安心する人種。
マトリックスな彼女をはじめ外人さんは、そういう観点がないし、
もっと自分で生きている。人と違うことが個性として認められる国。
自分も相当わがままに勝手に生きているつもりだけど、
こんなくだらぬ質問とかしちゃって、日本人であることを痛感。
しょうがないのさ、レペゼン浅草。

最後に、そういえば何やってんのーー、と聞くと
なんと学生。ひょえーー、私より上だと思ってたよ。
しかもファッションとかデザインではなく
astrochemistryとか確かいってた。
ひょえーー、なんだそりゃ。宇宙化学??

やはり彼女はマトリックスに違いない。

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