アキラさん整体レポ。委ねるって最高！

週末はアキラさん整体だった。

約２ヶ月に一度、鹿児島から来て下さるゴッドハンド整体師アキラさん。

今回のテーマは「脚のニュートラルポジション」だった。

毎回、テーマを決めている。

なぜか？？？？？

それは楽しいからだw

アキラさんに試練を課してしまうのは申し訳ないが

毎度毎度パワーアップしていくゴッドハンドの実力を目の当たりにすると...感動する。

ヒップ＝臀部をそうとうアプローチするとは、打ち合わせの時から聞いていた。

生まれつき仙骨がかなり飛び出ているというトラブルを抱える私は、

常にヒップを酷使してしまう傾向にあるので期待も大きかった。

施術が始まり....まずは姿勢チェック。

数秒で肩甲骨と肩甲骨の間、背骨が曲がっちゃってるねーと指摘される。

そうなんです.....

実はその日、ちょっぴり二日酔いで、胸鎖乳突筋から側頭筋にかけてぱんぱんで頭痛。

自分的に脚よりも辛い症状は上半身に出ている自覚があった。

ヒップのアプローチがはじまる。

かなり痛いw

「それって何？筋肉？骨？」って聞いてしまうほど、

お尻の深部の筋肉は骨のような固さになっていた。もうン十年酷使している訳だから当然。

運動している人はもちろんしていない人も

座っていても身体を支える筋肉だからこそ、こってない人はいないのではないだろうか？

ヒップの筋肉をほぐしているだけなのに、

みるみる、いつも張ったような違和感のあったら太ももの外側、

そして脛の外側、さらに足首の外側がゆるみ、何よりも足先まで暖かい。

「流れた〜〜〜〜」っと自覚する。

お尻の筋肉が骨化するほど固くなって、深部で血管も締め付けられて

下半身の血流が著しく悪くなっていたのだ。冷え性も治りそうな気がしたw

それからは全身へのアプローチ。

個人個人でいろいろと施術も変わって行ったと思うが

私の場合は、後半は首・頭蓋骨の調整をしてもらった。

お尻のつっかかりが取れて、血流その他の流れがぐんと脚までよくなった後であったので

相乗効果をあげたのだろう。

このアプローチがかなり心地よかった。

しかし、触ってもらってはじめて

「あ...私、なんて凝っているんだろう？」とわかることがたくさんあるなと思った。

自覚症状は意外にあてにならない。

ヒップと顎は構造上からして関連しているなんてよく言われるがその通りで、

顎周囲、側頭まで緩めてもらったら、ものすごく口が大きく開くようになって

その開放感といったら！！！

それだけ歯を食いしばって来たんだろうと、ちょっと自分がかわいそうだったなと反省した。

首が解放されたらもちろん、頭への血流もどどどっと流れていった。

視界もクリア。

言うまでもなく、その日は久々に泥のように眠れた。

というか、私はここ最近、異常に長く寝ていたのだが、

それは言い換えれば、いい睡眠が取れていなかったということだったのがわかった。

いい睡眠だったら短時間でも、あんなに元気になれるのだ！

しかし、脚へのアプローチでここまで全身変われるとは！！！！

身体って、結局ひとつのユニットなんだよなということをあらためて実感した。

そしてもろもろ自分の身体づくりを反省しつつ...次への課題を思いつつ....

運動で身体をゆるませることの限界も感じた。

重力のある中で運動しても、関節周囲の靭帯や腱までは伸ばせないという。

だから重力から解放された状態で行う、リストラティブヨガやタイヨガマッサージ、

などは理にかなっている。

でも、完全に人の手に委ねるというのも、これはもう別枠。必須。

I was so moved!

運動で効果のある人は、ある程度の筋肉の柔軟性があり、

筋肉が骨のような固さまでになってない人とも辛いが言える。

骨のように固くなった筋肉を無理矢理伸ばそうとして、逆に無理な力が加わって

固くなっていない場所まで炒めて結果として固い部分を広げてしまう...

なんて悪循環は....最悪。

そうならないためにも、運動と施術、この二本立てうまくやっていきたいと心から思う。

I am moving？

I am being moved？

いつも自分に問うていきたい。

人の手に委ねるのが上手な人は、リラックス上手。

そして人を支えるときにもスムーズにさっと手を刺しのべられる

はず。

写真下、bad boy風MR. AKIRA

写真家山本哲也さんのお写真を拝借してしまいましたw

そして来月！　

12月ってやっぱり死ぬほど疲れるよね。。。ということで

アキラさんを再びお呼びしてしまいました。

みなさん、おたのしみにー。