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シンパシー。 [as・i・am]

気付いたら、今日は、我がアパートでの年内初のstay tunedクラスだった。
大阪を皮切りにしてしまい、ごめんねw
にもかかわらず、いつものメンバーがたくさん来てくれた。
年末年始をはさんでのたった2週間やそこらのブランク。
しかし、その間私は、移動していたり、unpluggedした生活を心がけていたので
なんだかみなさんの顔を見るのがものすごく久しぶりのようで新鮮だった。

クライアントさんの一人が、とても綺麗なインド木綿柄のパンツを履いていて
ふと思い出した。そうだ、この方は、休み中インドに行っていたんだ!FBで見た!
とても雄大で荘厳なガンジス川の写真が脳裏に焼き付いていた。
「そうだ!インド行ってたよね!すごくない!」
頭にヒットした記憶と興味で、ぽんぽんと質問したくなる私は
矢継ぎ早に「ヨガやった?アーユルヴェーダは?」
なんて次の質問をもう頭に用意していた。
きっと周囲のみんなも…..すると…..
「そうそう、インド行ってた。でもねー、ほらサンコツだったから…」
       ???
一瞬私の頭の中でサンコツが漢字変換できなかった。
「大変だったけど、あの景色を私たちに見せるために叔母は願ったんだねって思ったら….」
その言葉で、理解した。
なるほど……
そんな使命ために彼女は遠いインドに行っていたんだ。あの忙しい合間をぬって。
その空間の空気もさっと変わった。
キラキラとしていた興味から、何て言うのだろう、
もっと落ち着いた興味深さで、見守るような、よくやってきたねっていう無言の賛辞というか…..
こういう雰囲気を無駄な言葉なく作れるうちのお客さま達は本当に素敵だと思う。
大人だ。
彼女が見てきたガンジス川の夕日はどんなに美しかったんだったんだろう?
誰もがそう思った。

午後はパーソナルトレーニング。
いつもいつもエナジェティックに働く彼女も、今日は一段違ったトーンだった。
とても残念なことに、親友の死を体験なさったのだそうだ。
「ごめんなさいね〜。こんな話….」
と私に気遣って下さりつつも、気丈に、落ち浮いたトーンで、
でも明らかにいつもとは違う感じで。

「死」を近くで経験して来た人たち…….
絶望と悲しみとあきらめを通り過ぎてきたような、おおらかさを感じる。
乗り越えてきた、いや乗り越えつつあるんだな...…っていう。
話してもらえて本当によかったと思う。
悲しい気持ちにさせたら悪いかもなんて隠したり、無理に楽しく話必要もなく、
そのままの気持ちを、適切なトーンで話したら、こんなにも人の心に響くものなんだ。
語らなくちゃいけない悲しみもあるなと思った。
それは周囲の人を閉口させるのではなく、前向きにさせるんだ。
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ありがとう。

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