でも一番驚いたことは.....

前回のブログの続き。

あの、元気な87歳おばあちゃんの話です。

旭川からの帰りの飛行機の中で偶然隣に座られたおばあちゃん。

フライト中、ずっとずっとずう〜〜と

めくるめくいろんな話、

角栄さんのお陰で中国から帰ってこれたからすごく感謝している話、

娘さんが頭をあける大手術を旭川でなさった話、

つい10年前まである大企業の通訳として日中間を行き来していた話、

今は自伝を書いているけど

たぶんヤバくて(笑)出版できなそうなこと.....

などなどなど、おもしろい話たくさん。

しかししかし、そんな中でも一番私が驚愕した一言は......

「私も昔は160㎝あったのよ.....」

　　　　　

印象としては私の腰くらいの大きさしかない

小さな小さなかわいいおばあちゃんだったので、

正直信じられませんでした。

私がトレーニングの仕事をしているとか云々とかそいう話になり、

「あら、だからスタイルいいのね〜〜でもね〜〜私だって〜〜」

という流れでした。

が〜〜〜〜ん。

昔の人って小さいって勝手に勝手に解釈していたけど

そうでもないのね、やっぱり縮んだり、腰がまがったりするのね。

160センチなんて私と3センチしかかかわりません。

でもいまはどうみたって私の腰、いや、胸くらい？？

加齢とともに背骨をまっすぐにささえる腹筋や背筋が衰えて

重力に絶えうる事ができなくなり、

もちろん椎間板だってつぶれてくるし、骨密度の問題もある。

腰が曲がるのは背筋の衰えをカバーする脊柱の代償作用で、

腰痛を防ぐ体の防御反応！そういうもんです。

羽田に着陸して別れ際、おばあちゃんががさごそと袋から

「これ持って行きなさい！！」って

ROYCE'のチョコをくれました！！

って、私も北海道帰りだし、毎晩毎晩、歯が黒くなるまで食べたし〜〜

と主張したのですが、鞄の中にねじ込まれました。

ほんと、グレートマザーです。

私はあんなに偉大で元気でかわいいおばあちゃんになれるかな？

足下にもおよばないです。きっと。

せめて.....自分ができることを。

せめて少しでも姿勢よく生きていこう。

気持ちよく動いて、背筋もぴんとのばして、生きていきたいな。

ということで、少しでもまっすぐな背骨でありつづけるために、、、

日々トレーニングしていこうと心に誓いました。

おやすみー